不妊を救う卵子ドナーと卵子提供

不妊治療を受ける人が増えている

避妊をしない性交を2年以上続けても妊娠に至ることができない場合を不妊といい、不妊に悩む夫婦やカップルは年々増加していると言われています。不妊の原因は、女性にある場合と男性にある場合、両方にある場合と原因がわからない場合があります。治療をすることで妊娠に至るものを不妊治療と呼び、不妊に悩む人たちが増えている中で不妊治療を専門とする医療機関や医師も年々増加しています。

不妊治療には大きく分けて2種類の治療があり、一つは「一般不妊治療」と呼ばれる健康保険適用で受けることができる治療です。もう一つは「高度生殖医療」と呼ばれる健康保険定期用外で行う治療となっています。

一般不妊治療

一般不妊治療は、健康保険適用内で治療を受けることができるもので種類は3つあります。

1、タイミング療法
基礎体温やホルモンの数値、おりものの状態から排卵日を予測して性交を行うものです。医師が排卵日を予測することから正確な排卵日を知ることができます。

2、ホルモン療法
妊娠に必要なホルモンの分泌を促す薬剤を投与したり、ホルモン自体を補給したり、排卵誘発剤を使う方法です。

3、人工受精
排卵日を予測して精子を採取し、直接精子を子宮内に注入する方法です。

これらの一般不妊治療の場合は内科や外科などで診療をするのと変わらないぐらいの費用で治療を受けることができ、人工受精に関しては一回1万円から3万円程度となっています。

高度生殖医療

高度生殖医療は健康保険適用外で行う治療であり、一般不妊治療では妊娠することが難しい場合に選択されます。高度生殖医療も3つあり、

1、体外受精
卵子と精子を採取して培養器の中で受精させ、細胞分裂を繰り返した後に女性の体内に受精卵を戻す胚移植が行われます。

2、顕微鏡受精
採取した卵子に顕微鏡で見ながら直接精子を注入する方法で、体外受精よりも受精する確率が高くなります。受精が終われば細胞分裂をさせ、女性の体内に戻します。

3、凍結胚移植
体外受精で受精した受精卵が複数ある場合には女性の体内に戻すことができるのは一つとなるので残った受精卵は冷凍保存することができ、冷凍した受精卵を胚移植する方法です。

体外受精の場合は一回30万円程度、顕微鏡受精の場合は一回50万円程度、凍結胚移植の場合は一回20万円程度となっており、全額自己負担となります。ですが、高度生殖医療の場合は国から指定された医療機関で治療を行うことで、40歳未満であれば年間6回まで、40歳以上43歳未満であれば年間3回まで一回で15万円の助成金を受け取ることができ、45万円から最大90万円の助成金を受け取ることができるのです。高度生殖医療による不妊治療の場合は、経済的な負担も大きくなってしまうので、助成金を利用することで少しでも負担を軽くすることが出来るのではないでしょうか。

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